20世紀西洋人名事典 「クラウステンシュテット」の解説
クラウス テンシュテット
Klaus Tennstedt
1926.6.6 -
ドイツの指揮者。
元・北ドイツ放送交響楽団常任指揮者,ロンドン・フィルハーモニー音楽監督。
メルゼブルク生まれ。
音楽院卒業後、1948年ハレ州立劇場管弦楽団のヴァイオリン奏者として活躍し、その間指揮法を学び、’52年ハレ州立劇場の楽長となる。その後、東ドイツ各地で指揮者、音楽監督を歴任し、’71年スウェーデンで、’74年カナダ、アメリカ、’76年にイギリスでデビューし、北ドイツ放送交響楽団常任指揮者を経て、’83年にロンドン・フィルハーモニー音楽監督。神経の行き届いた誠実な演奏で、マーラー、ブルクナーをレパートリーとした。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報