20世紀西洋人名事典 「クラウス・J.ブラント」の解説
クラウス・J. ブラント
Klaus J. Brandt
1940 -
ドイツの文化人類学学者。
文化人類学国立博物館の極東部門館長。
西ドイツ生まれ。
日本芸術一般を専門とする。1968年にケルン大学で日本の彫刻師細田栄之について研究し、博士号を取得した。’69〜71年西ドイツ国立研究所研究員を務める。15歳の頃、日本の浮世絵について関心をもつ。20歳の頃極東史と芸術史について本格的な研究を始め、23〜27歳までボン大とソルボンヌで日本語を組織的に学ぶ。’71年よりステュツガルト・リンデン博物館、文化人類学国立博物館の極東部門館長を務める。ヨーロッパ日本学会会員。主著に「Ukiyo-e Holzschritte」(’78年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報