クラスナヤ・ノーフィ(読み)くらすなやのーふぃ(その他表記)Красная новь/Krasnaya nov'

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クラスナヤ・ノーフィ」の意味・わかりやすい解説

クラスナヤ・ノーフィ
くらすなやのーふぃ
Красная новь/Krasnaya nov'

ソ連の文芸雑誌。誌名は「赤い処女地」の意。1921年6月、ソ連最初の総合科学文芸誌(隔月刊、のちに月刊)としてモスクワで発刊された。第1号はレーニンの「食糧税について」を巻頭に載せている。文芸批評家ボロンスキーを編集長に、ゴーリキーも参加して、主として同伴者作家を結集する編集方針をとり、そのためにプロレタリア文学系の『哨所(ナ・ポストウ)』誌、ラップなどから不断の攻撃目標にされた。バーベリ、レオーノフ、オレーシャ、プラトーノフらの問題作を載せて、ソ連文学の芸術性向上に努めたが、27年に「非政治性」を批判されて編集長が更迭され、その後は特色が薄れた。1942年廃刊。

[江川 卓]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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