クラッパー波(その他表記)Crapper wave

海の事典 「クラッパー波」の解説

クラッパー波

純粋の表面張力波にたいして導かれた有限振幅波。1957年にCrapperが渦無しの条件の基で、運動方程式完全解としてこの波を求めた。非線型重力 波(ストークス波)とは逆に、波形振幅が増すと共に、峯が平になり谷が尖る。波形勾配が0.73で、谷の部分に空気を取り込んでそこに泡を作る形で碎波 する。波速は振幅と共に減少する。最大波形勾配での波速は、無限小振幅波の約81%となる。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む