クラードニの図形(読み)クラードニのずけい

百科事典マイペディア 「クラードニの図形」の意味・わかりやすい解説

クラードニの図形【クラードニのずけい】

水平に保った板の上に砂をまき,板を振動させると,振動しない節線の部分に集まって特有の図形を作る。1787年クラードニ発見。ふつう金属かガラス円板または正方形板の中央を固定し,1点を押え,バイオリンの弓で板をこするか,スピーカーで音を当てて振動させる。振動数固定点位置により,さまざまな模様ができる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む