最新 地学事典 「クリナナイト」の解説
クリナナイト
crinanite
かんらん石・方沸石からなる中粒苦鉄質岩。チタン輝石質オージャイトを含み,オフィティック組織が特徴的。アルカリに富む苦鉄質分化岩体中に層状に産出。斜長石約30%,方沸石10%以下で,ぶどう石・ソーダ沸石・トムソン沸石を伴うことが多く,初生変質による方解石を伴うことがある。テッシェナイト・ルガーライトは鉱物の量比のみが異なった同種の岩石。スコットランドLoch Crinan産の岩石に対し, J.S.Flett(1909)が命名。
執筆者:矢島 敏彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

