最新 地学事典 「クリュチェフスコイ火山」の解説
クリュチェフスコイかざん
クリュチェフスコイ火山
Kliuchevskoi volcano 露◆Ключевской вулкан
カムチャツカ半島中部東側のきわめて活動的な活火山。クリュチェフスカヤ・ソープカとも。アリューシャン弧との会合部近くに位置する。ベズイミアニ,トルバティックの2活火山を含む12の火山からなるクリュチェフスカヤ火山群の主峰で,同半島~千島の最高峰(海抜4,850m)。円錐形の玄武岩質大型成層火山(体積250km3)。山頂に直径700mの主火口,山腹に80以上の側火口・側火山をもち,山頂噴火・山腹割れ目噴火ともに盛ん。約7,000年前から活動を始めて急速に成長,近年も頻繁に噴火し溶岩流出を伴うことが多い。1932年以降の最近約60年間,平均噴出率は5,500万t/年,噴出量は千島~カムチャツカ全体の約半分を占める。
執筆者:桑野 幸夫・大島 治
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

