クルガン文化(読み)くるがんぶんか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クルガン文化」の意味・わかりやすい解説

クルガン文化
くるがんぶんか

南ロシアを中心とする新石器時代後期から鉄器時代にかけての文化。クルガンКурган/Kurganとよばれる墳墓を特徴として、M・ギンブタスによって命名され、4期に編年された。当初、ドニエプル、ボルガ下流域に分布したが、のちにドナウ川沿いに西進し、ヨーロッパ中部から北部、さらにアナトリアやシリアにも進出した。初期の段階から粗放な農耕を営んでおり、石器と併行してやがて金属器を製作するようになる。墳墓も小規模な墳丘をもつものから整った竪穴(たてあな)式古墳へと発達する。この文化はインド・ヨーロッパ人の原郷と、その西方への進出、広がりを示す重要な文化であることが、ギンブタスらの研究によって知られている。

[片岡 肇]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クルガン文化」の意味・わかりやすい解説

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クルガンぶんか

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