クロピウニーツキー(その他表記)Kropivnits'kyi/Кропивницький

デジタル大辞泉 「クロピウニーツキー」の意味・読み・例文・類語

クロピウニーツキー(Kropivnits'kyi/Кропивницький)

ウクライナ中南部、キロボフラード州の都市。同州の州都。イングル川上流に位置する。豊かな黒土地帯に位置し、農産物集散地として発展。
[補説]18世紀にロシア帝国に併合された際、聖エリザベータ要塞が築かれたことからエリザベートグラードとよばれた。旧ソ連時代には、共産党の指導者ジノビエフにちなみジノビエフスクとよばれ、その後、共産党幹部キーロフを記念してキロボグラード改称。ソ連解体後はウクライナ語に改めキロボフラードと称した。2016年より、劇作家クロピウニーツキーにちなみ現名称となる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android