クロム苦土電気石(読み)クロムくどでんきせき

最新 地学事典 「クロム苦土電気石」の解説

クロムくどでんきせき
クロム苦土電気石

chromiumdravite

化学組成NaMg3Cr6(BO3)3 Si6O18(OH)4の鉱物。三方晶系,空間群R3m, 格子定数a1.611nm, c0.727, 単位格子中3分子含む。錐状結晶。暗緑~ほぼ黒色,半透明,ガラス光沢。硬度7〜7.5,比重3.40。薄片では黄緑~暗緑色,屈折率ω1.778,ε1.772, 一軸性負。電気石上族のうち,Xサイトアルカリ族,アルカリ亜族1に属する。ロシア,Karelia地方の雲母類に富む交代岩中に,含クロムフェンジャイト・テニオライト・含バナジン白雲母・石英・ドロマイトに伴う。名称はクロムに卓越する苦土電気石(dravite)の意。

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参照項目:電気石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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