最新 地学事典 「クローマー森林層」の解説
クローマーしんりんそう
クローマー森林層
Cromer forest bed
英国東部,ノーフォークの海岸にあるクローマー間氷期(ギュンツ/ミンデル間氷期に当たる)の流木層。古来,有名な地層で,初めは鮮新統とされた。下位の海成層を不整合状に覆い,内湾の岸付近に堆積した陸水成層。下部は流木を含む粘土層,上部はかつて立木と思われた流木を含み森林層と呼ばれた。60種以上に及ぶ哺乳類(ゾウ,カバを含む)や鳥,蛙,蛇のほか,60種以上の植物化石を含み間氷期の気候を示す。
執筆者:小林 国夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

