改訂新版 世界大百科事典 「クーニャック」の意味・わかりやすい解説 クーニャックCougnac フランスのロート県にある後期旧石器時代の洞窟美術遺跡。洞窟は95mの主洞と23mの支洞から成り,天井の高さは3~6m。入口から最深部までぎっしり鍾乳石におおわれている。オーリニャック期に属する壁画(1952発見)が最深部に近い左壁にあり,約20点の鹿,ヤギ,象,人物が赤褐色または黒色の輪郭線で描かれている。執筆者:木村 重信 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by