…これはA.ベルトランの詩の幻想に寄せた3章のピアノ曲で,ほとんどソナタの規模をもつ。《ソナチネ》がウィーン古典派へのオマージュだとすれば,《クープランの墓》(1917)はフランス古典派クラブサン音楽へのそれであろう。後者はラベル自身の手で管弦楽に編成されてバレエ曲となるが,同じなりゆきをみるのが,連弾曲《マ・メール・ロア》(1910)と,ピアノ曲《高雅で感傷的なワルツ》(1911)である。…
※「クープランの墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...