クール・ワールド

世界大百科事典(旧版)内のクール・ワールドの言及

【ミラー】より

…ペンシルベニア州に生まれ,アイオワ大学を卒業後,第2次大戦に参加,以後ニューヨークに定住して作家活動をつづけた。アマンダ・ベールAmanda Veilという筆名を用いたり,児童文学にも手を染めたりしたが,ハーレムに住む黒人少年の非行を克明に描いた《クール・ワールド》(1959)で一躍有名になった。風刺を秘めた冷酷な筆致で現代社会の退廃をあばくことを得意とし,つづいて《フラッシュ・タイムズ》(1962),《ハーレムの包囲》(1965)などを発表したが,夭逝した。…

※「クール・ワールド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android