百科事典マイペディア 「グリオ」の意味・わかりやすい解説
グリオ
→関連項目ケイタ
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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… しかし,他方においては職業的な口承伝承の演じ手の存在がアフリカ各地に見られることも注目に値する。その中でも最もよく知られているのは,西アフリカに散るグリオgriot(グリオットともいう)と呼ばれる人々である。彼らは,主に王や権力者の庇護のもとに生活しているが,なかには町や村で自活をしている者もいる。…
…社会は父系のクラン(氏族)が基本となり,マリの王が出たケイタという姓のクランが現存している。マリ王スンディアタの口頭伝承を伝えるグリオ(楽師)は,今でも村々を吟遊してまわる。マリンケ族にはイスラム教徒が多いが,なお伝統的な文化を残し,ヌトモという秘密結社は,少年の成人社会への加入儀礼を行っている。…
※「グリオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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