グルジア内戦(読み)グルジアないせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グルジア内戦」の意味・わかりやすい解説

グルジア内戦
グルジアないせん

グルジアの前大統領ガムサフルディアの敷いた独裁政治に対する国内の反発が内戦に発展した事件。 1991年5月に大統領に就任したガムサフルディアに反発する野党武装組織「国家防衛隊」は 91年 12月,首都トビリシで武装蜂起,同大統領は逃亡したが,大統領支持派は武装闘争を継続した。野党側暫定政権「軍事評議会」は 92年3月,シェワルナゼ元ソ連外相を国家評議会議長 (国家元首) に迎えて国内の安定と団結を目指し,8月には非常事態や夜間外出禁止令の解除,ガムサフルディア派逮捕者の釈放などを盛込んだ「和解宣言」を出した。しかし,ガムサフルディア派はその後も抵抗を続け,アブハジアの分離独立問題でもアブハジア側に加盟して武力闘争を展開している。

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