グレゴリオスタウマトゥルゴス(その他表記)Grēgorios Taumatourgos

改訂新版 世界大百科事典 の解説

グレゴリオス・タウマトゥルゴス
Grēgorios Taumatourgos
生没年:213ころ-270ころ

ギリシア教父。パレスティナのカエサレアでオリゲネスに師事。故郷ポントスのネオカエサレアに戻って,同地の主教となり,オリゲネス神学に即してパウロ派などの異端と戦い,カッパドキア地方の宣教に貢献した。呼び名〈タウマトゥルゴス〉は〈奇跡をなす人〉の意で,宣教の過程でさまざまの驚くべき奇跡を行ったとの後代の伝承による。現存する著作として《信仰告白》《伝道書釈義》,神の受苦不能性について論じたテオポンポスあての書簡(シリア語で伝わる)など。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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