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主教 シュキョウ

5件 の用語解説(主教の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

しゅ‐きょう〔‐ケウ〕【主教】

ギリシャ正教会イギリス国教会などの高位聖職。ローマカトリック教会司教にあたる。いくつかの教会を包括する教区を管轄。→大主教

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅきょう【主教 bishop】

キリスト教の聖職のうち最高の職制。カトリック教会では〈司教〉,プロテスタント教会の一部では〈監督〉と呼ぶ。主教職の起源については不明の点が多いが,1世紀の教会ではエピスコポスepiskopos(〈監督〉の意,のち主教となる)とプレスビュテロスpresbyteros(〈長老〉の意,のち司祭となる)の区別が明確ではなかった。しかし2世紀中葉までにはエピスコポスが聖職の最高位として確立した。キリスト教の中心地は必ず主教をいただくことになり,その管轄区(教区と呼ぶ)は,ローマ帝国の行政区分に準じて定められた。

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大辞林 第三版の解説

しゅきょう【主教】

ギリシャ正教会・聖公会の聖職の位の一。ローマ-カトリックの司教、プロテスタントの監督にあたる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

主教
しゅきょう

司教」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

主教
しゅきょう
bishop英語
episcoposギリシア語

キリスト教の東方正教会、聖公会などでの用語で、ローマカトリック教会の司教に相当する。原語は監督者の意味で、監督とよばれることもある。キリスト十二使徒の使命を継ぐものとされ、その集まりである主教団は教会内で最高の責任を担う。その職務、権能はカトリック教会の司教とほぼ同じで、下位にある司祭と協力して、信徒の司牧、教区の統治、福音(ふくいん)の宣教を行う。東方正教会では、主教の妻帯は認められていない。また主教のなかの上位者として、東方正教会では総主教、府主教、大主教があり、現在、日本ハリストス正教会の最高位者は府主教である。日本聖公会では最上位者は首座主教とよばれている。古代では、ローマ、アレクサンドリア、アンティオキア、コンスタンティノープル、エルサレムの五大主教(アーチビショップ)(大司教)は、とくに総主教(パトリアーク)(総大司教)とよばれ、大きな宗教的権威が与えられていた。[鶴岡賀雄]

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世界大百科事典内の主教の言及

【司教】より

…新約聖書のギリシア語エピスコポスepiskopos(監督)という言葉のもつ役割が制度化されたキリスト教会の役職。〈司教〉との訳語は,特にローマ・カトリック教会で用いられ,日本聖公会,日本ハリストス正教会では〈主教〉の語があてられる。按手礼によって使徒の後継者として立てられた,地方教会の統治者であり,各地に分散しているキリスト者が祭司の民として一致して礼拝を行うために,一同に奉仕する司祭(長老)団の中心人物。…

【聖職者】より

…聖職者の起源は必ずしも明らかでなく,またユダヤ教の祭司の権威と職能がどこまでキリスト教に受け継がれたかについても議論がある。すでに新約聖書のなかに監督(エピスコポス),長老(プレスビュテロス),執事(ディアコノス)の名称が見えているが,2世紀はじめのイグナティオスの書簡によれば,この3者がはっきり区別され,主教司祭助祭の3聖職の原型が成立していたと考えられる。このうち主教は教区の統轄者,司祭はミサ(聖餐式)を中心とする祭儀の執行者,助祭は主教および司祭の補助者である。…

※「主教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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