日本大百科全書(ニッポニカ) 「グレート・シトキン島」の意味・わかりやすい解説 グレート・シトキン島ぐれーとしときんとうGreat Sitkin 北太平洋、アリューシャン列島中央部のアンドレアノフ諸島に属する活火山島。標高1740メートル。アメリカの海空軍基地や地震観測所があるアダック島の北東方40キロメートルにあり、長径18キロメートルで、南半部は別の古い火山。グレート・シトキン火山は、玄武岩、安山岩からなる成層火山で、18世紀末から、近くは1987年など、約10回爆発型噴火の記録がある。ときには溶岩円頂丘や溶岩流も出現、噴気孔や温泉が現存する。[諏訪 彰][参照項目] | アリューシャン列島 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例