最新 地学事典 の解説
グローマ―・チャレンジャーごう
グローマ―・チャレンジャー号
Glomar Challenger
モホール計画の後継として1968年から開始された米国の深海掘削計画(Deep Sea Drilling Project:DSDP, 1968~1983年)で運用された海洋科学掘削船。1968年3月に進水し,1983年11月までの15年間に96回の掘削航海を世界中の海で行った。排水トン数10,500トン,全長122m,幅20m,海水面からの掘削やぐらの高さ52m,定員70名。運用開始直後に1年間かけて大西洋を横断する掘削航海を行い,海洋底拡大説を実証。1970年には地中海海底で蒸発岩を発見し,メッシニアン期地中海塩分危機を裏付けるなど,多くの科学的成果を上げた。
執筆者:阿部 なつ江
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

