グンナルソン(読み)ぐんなるそん(その他表記)Gunnar Gunnarsson

日本大百科全書(ニッポニカ) 「グンナルソン」の意味・わかりやすい解説

グンナルソン
ぐんなるそん
Gunnar Gunnarsson
(1889―1975)

アイスランドの作家。農民の子に生まれ、幼時母を失い、正規の教育を受けず、18歳でデンマークに渡り作家を志す。デンマーク語で書いた四部作『山の一族の話』Borg slægtens Historie(1912~14)はアイスランドの3代にわたる農民の生活を骨太に描き、一躍全スカンジナビアに名声を博し、次々に作品を発表、人気作家となる。1939年帰国し、農業のかたわら多くの作品を残した。ロマンチックな作風から脱却した自伝風の五部作『山の教会』Kirken paa Berget(1923~28)、アイスランドの歴史を小説風に扱ったシリーズ『ヨウン・アラソン』Jón Arason(1930)などがあり、世界中の多くの国語に翻訳されている。

[谷口幸男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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