事典 日本の地域ブランド・名産品 「ぐんまシルク」の解説
ぐんまシルク[染織]
ぐんましるく
群馬の蚕糸業は長い歴史と伝統を誇り、752(天平勝宝4)年、群馬県から朝廷に「あしぎぬ」が献納されたことが文献に記され、正倉院の御物として保存されている。現在でも、全国の繭生産量の45%、生糸は50%を生産する日本一の蚕糸県として知られる。生糸量は少なめだが、繭糸が細く、約1,500mと長い特徴を持つ世紀二一、虫質強健で繭糸がほぐれやすく生糸量の多いぐんま200というオリジナル品種を開発している。県産繭100%にこだわった群馬の生糸として、国内外で高級絹織物素材として評価が高い。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報