繭糸(読み)ケンシ

デジタル大辞泉 「繭糸」の意味・読み・例文・類語

けん‐し【繭糸】

繭と糸。または、繭からとった糸。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「繭糸」の意味・読み・例文・類語

けん‐し【繭糸・繭絲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 繭と糸。また、繭からとった糸。きぬいと。繭繊糸。
    1. [初出の実例]「以此繭糸之贈、可蝉翼之衣」(出典明衡往来(11C中か)上本)
  3. (繭から糸をとり出すように)きびしく租税などを取り立てること。〔国語‐晉語九〕
  4. (繭から糸をとり出すように)次々に湧き起こること。
    1. [初出の実例]「秋雨不歎、詩思繭抽」(出典:詩聖堂詩集‐三編(1838)四・賦淂酒無独飲理)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「繭糸」の読み・字形・画数・意味

【繭糸】けんし

絹糸

字通「繭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android