精選版 日本国語大辞典 「繭糸」の意味・読み・例文・類語 けん‐し【繭糸・繭絲】 〘 名詞 〙① 繭と糸。また、繭からとった糸。きぬいと。繭繊糸。[初出の実例]「以二此繭糸之贈一、可レ為二蝉翼之衣一」(出典:明衡往来(11C中か)上本)② (繭から糸をとり出すように)きびしく租税などを取り立てること。〔国語‐晉語九〕③ (繭から糸をとり出すように)次々に湧き起こること。[初出の実例]「秋雨不レ足レ歎、詩思繭抽」(出典:詩聖堂詩集‐三編(1838)四・賦淂酒無独飲理) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例