普及版 字通 「ケイ・ぬかずく・いたる」の読み・字形・画数・意味
15画
(異体字)
15画
[字訓] ぬかずく・いたる
[説文解字]
[字形] 会意
旨+頁(けつ)。〔説文〕九上の字形はに作り、旨+首。金文はに作り、首(けいしゆ)のように用いる。〔説文〕に「下首なり」と訓し、旨(し)声とする。旨は祝の器を示す曰(えつ)に従い、その上に霊の下降する意で、召(招)・各(格)と同じ意象の字。頁は礼容を整えた人で、その霊を拝する意。故によりもが字義に合う。は稽の初文。稽は形声の字である。〔玉〕に「禮(春官)大、九拜を辨ず。一に曰く、首。()玄曰く、首、地に至ると。今、稽に作る」とみえる。九拝の二に頓首があり、〔注〕に「頭、地を叩くなり」、また五に吉拝があり、拝して稽するをいう。
[訓義]
1. ぬかずく、神霊にぬかずく、神をむかえて拝する、稽首。
2. いたる、まいる、参詣する。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報