②は平安後期の「高山寺本古往来」に、書止め語としても頭語としても見られるように、古くはどちらにも用いられていた可能性がある。これは、冒頭と末尾に同じ語を繰り返し用いる中国での用法にならったものと考えられる。
に用いる。唐・柳宗元〔淮夷を平らぐるの雅を献ずる表〕
みて淮夷(わいい)を
らぐるの
二
を
(つく)る。~庶(ねが)はくは
(こ)れを後代に施さん。~
みて昧死再拜して以て獻ず。臣宗元

懼、頓首頓首、
言。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…中国古来の拝礼の一つ。〈叩頭〉は後漢のころから,古く《周礼(しゆらい)》に挙げられた〈九拝〉の一つ〈頓首〉と同義通用するようになったという。いわゆる〈拝〉は,立ったままする〈揖(ゆう)〉と異なり,基本的に頭・手・足をともに用いる跪拝のことで,〈頓首〉〈叩頭〉は,ひざまずいて両手を胸の前で重ねあわせ,頭額を急激に地面に叩きつけて行った。…
※「頓首」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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