デジタル大辞泉 「けざけざ」の意味・読み・例文・類語 けざ‐けざ [副]《「けさけさ」とも》際だって、はっきりしているさま。はっきり。くっきり。「にぶ色の袿うちぎに―と見えたる、絵にかきたるやうにめでたければ」〈浜松・四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「けざけざ」の意味・読み・例文・類語 けざ‐けざ 〘 副詞 〙 ( 「けさけさ」とも。多く「と」を伴って用いる ) はっきりときわだっているさまを表わす語。くっきり。あざやか。きわやか。[初出の実例]「日のはなやかにさし出でたるほど、けさけさと物きよげなるさましてゐ給へり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)野分)「世の中の目のまへにかはりぬる事を、かくけざけざとみ侍ことこそ」(出典:愚管抄(1220)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例