ケスタースの干渉比長器(読み)ケスタースのかんしょうひちょうき(その他表記)Kösters' interference comparator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケスタースの干渉比長器」の意味・わかりやすい解説

ケスタースの干渉比長器
ケスタースのかんしょうひちょうき
Kösters' interference comparator

光の干渉を利用して長さを測定する器械。 W.ケスタースが考案した。原理マイケルソンの干渉計と同じで,干渉計反射鏡の1枚を測定しようとする物に沿って動かしたとき,干渉縞移動の数から長さを絶対的に測定できる。ブロックゲージの厚さの精密測定などに使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 マイケルソン

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android