けそり(読み)ケソリ

デジタル大辞泉 「けそり」の意味・読み・例文・類語

けそり

[副]
物音人気ひとけがなく静かなさま。ひっそり。
うちは水のひいた様に―として来た」〈秋声新世帯
あとかたもなく消えてしまうさま。すっかり。
病気も―と忘れる」〈長塚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 副詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「けそり」の意味・読み・例文・類語

けそり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ひっそりと静かなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「痩百合のけそりと咲も有山路」(出典:俳諧・春鴻句集(1803頃)夏)
  3. 物が急に減るさま、また、あとかたもなく消えてしまうさまを表わす語。すっかり。けろり。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む