現代外国人名録2016 「ケビンガーネット」の解説
ケビン ガーネット
Kevin Garnett
- 職業・肩書
- バスケットボール選手(ティンバーウルブズ)
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1976年5月19日
- 出生地
- サウスカロライナ州モールディン
- 学歴
- ファラガット高卒
- 経歴
- 1994年全米の優秀な高校生選手を集めたキャンプに参加、コーチから誘いを受け、サウスカロライナ州からシカゴの高校へ転校。シカゴでも州の最優秀選手に選ばれた。’95年ドラフト1巡目全体5位でNBAのティンバーウルブズに入団。’96〜97年シーズン、創設8年目であるチームのプレーオフ初出場に貢献し、自身も史上最年少でオールスターに出場。同シーズンオフには6年間で総額1億2500万ドルという破格の高額契約を結んで話題を呼ぶ。以後、大黒柱としてチームを牽引したが、7シーズン連続でプレーオフ1回戦敗退に終わり、高額な年棒がチーム財政を圧迫して選手の補強に支障があるとの批判も出た。2003〜2004年シーズンには年間最多リバウンド、年間最多得点、リバウンド王などのタイトルを獲得し、シーズンMVPにも選ばれた。リバウンド王は同年から4年連続で受賞。2007年、12年間在籍したティンバーウルブズを去り、セルティクスへ移籍。同様にスーパーソニックスから移籍してきたレイ・アレン、生え抜きのポール・ピアースと“ビッグスリー”を形成し、前シーズンにイースタン・カンファレンス最下位であったチームをファイナル制覇に導き、悲願の初優勝を経験。2011〜2012年シーズン、パワーフォワードからセンターに転向して成功、チームの逆転地区優勝に貢献した。2013年ネッツ、2015年古巣のティンバーウルブズへ移籍。この間、2000年シドニー五輪“ドリーム・チーム”のメンバーに選出され、金メダルを獲得。同年スーパードリームゲーム2000出場で来日。2008年に最優秀守備選手賞を受け、オールNBAディフェンシブチームのファーストチームに7回選出されたディフェンスのプロフェッショナルだが、オフェンスにも優れ、プレーに対する真摯な姿勢から精神的な指導力にも評価が高い。オールスター出場は15回で(2003年MVPを獲得)、オールNBAファーストチームは選出4回。211センチ、115キロ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報