ケルソー(その他表記)Kelso

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケルソー」の意味・わかりやすい解説

ケルソー
Kelso

イギリススコットランド南東部,スコティッシュボーダーズ東部の町。トウィード川左岸にあり,ティービオト川の合流点に位置する。古くからの市場町で,現在も農業地帯の重要な集散地であり,毎年春に開かれる雄羊市は有名。1128年スコットランド王デービッド1世によって創建された修道院は,かつてスコットランドで最も有力なものの一つであったが,イングランドとの境界地帯にあったためしばしばイングランド軍に攻撃され,1545年に崩壊。その廃虚は 20世紀に入って修復され,遺跡として保存されている。中世には王城を中心に発展した近くのロックスバラの町が繁栄したが,王城が 1460年に最終的に破壊されてから,ケルソーがこの地方の中心地となり,1754年トウィード川に橋がかけられると,ロンドン-エディンバラ間の交通の要衝として発展。1803年にはジョン・レニーが五つのアーチをもつ橋を建設したが,この橋はのちに新ロンドン橋のモデルとなった。人口 5647(1981)。

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