デービッド1世(読み)デービッドいっせい(その他表記)David I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デービッド1世」の意味・わかりやすい解説

デービッド1世
デービッドいっせい
David I

[生]1082頃
[没]1153.5.24. カンバーランド,カーライル
スコットランド王 (在位 1124~53) 。マルカム3世の子。イングランド貴族の娘と結婚し,ハンティンドン伯,ノーサンプトン伯となり,イングランド北部にも勢力をふるった。 1124年兄のアレクサンダー1世の死後,スコットランド王となる。イングランドでヘンリー1世の死後スティーブンが即位すると,彼はヘンリー1世の娘マティルダを助けてしばしばイングランドに侵入した。スコットランドに封建制度を導入,カトリック化を進め,イングランド文物の輸入に努めた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む