ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デービッド1世」の意味・わかりやすい解説
デービッド1世
デービッドいっせい
David I
[没]1153.5.24. カンバーランド,カーライル
スコットランド王 (在位 1124~53) 。マルカム3世の子。イングランド貴族の娘と結婚し,ハンティンドン伯,ノーサンプトン伯となり,イングランド北部にも勢力をふるった。 1124年兄のアレクサンダー1世の死後,スコットランド王となる。イングランドでヘンリー1世の死後スティーブンが即位すると,彼はヘンリー1世の娘マティルダを助けてしばしばイングランドに侵入した。スコットランドに封建制度を導入,カトリック化を進め,イングランド文物の輸入に努めた。
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