普及版 字通 「ケン・かかげる・はかま」の読み・字形・画数・意味

16画
[字訓] かかげる・はかま
[説文解字]

[字形] 形声
声符は搴(けん)の省文。〔説文〕八上に「袴なり」とあり、裾をからげるような形をいう。〔詩、
風、
裳〕に「裳を
(かか)げて
(しん)(川の名)を
る」とあり、巻きあげるように掲げることをいう。[訓義]
1. かかげる、かきあげる。
2. たたむ、ひだをつける。
3. はかま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
カカグ・アガル・ハカマ・カギル[語系]
・搴khianは同声。搴は草木などを抜きとる意。卷(巻)kiuanも声義近く、巻きあげることを
kiu
nという。[熟語]
衣▶・
帷▶・
開▶・
挙▶・
裳▶・
▶[下接語]
高

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

