最新 地学事典 「ケントロライト」の解説 ケントロライト kentrolite化学組成の鉱物。直方晶系,空間群C2221, 格子定数a0.7006nm, b1.1071, c0.9980, 単位格子中4分子含む。ふつうは塊状,まれに微細な柱状結晶が束状集合。暗赤褐~黒色,ガラス~亜金属光沢。劈開{110}に明瞭。硬度5,比重6.19。薄片では赤褐色,著しい多色性あり。屈折率α2.10, β2.20, γ2.31, 2V(+)88°。光分散v>r強。Mn3+をFe3+で置換したものがメラノテカイト。米国Franklin, スウェーデンLångban, チリなどの変成マンガン鉱床中に方解石・珪亜鉛鉱などに伴う。名称は柱状の外観から,「スパイク」を意味するギリシア語kentronに由来。執筆者:松原 聰 出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報 Sponserd by