珪亜鉛鉱(読み)けいあえんこう

最新 地学事典 「珪亜鉛鉱」の解説

けいあえんこう
珪亜鉛鉱

willemite

化学組成Zn2SiO4の鉱物。三方晶系,空間群,格子定数a1.394nm, c0.934, 単位格子中18分子含む。六角短~長柱状結晶,粒状,繊維状。無~白色,しばしば緑・黄・赤・褐・灰色を帯びる。透明~半透明,ガラス~樹脂光沢。ふつう紫外線で黄緑色の蛍光,ときにリン光も発する。劈開{0001}・{}にわずか。硬度5.5, 比重3.9~4.2。薄片では無色,屈折率ω1.691, ε1.719,一軸性正。米国ニュージャージー州FranklinやSterling Hillの変成亜鉛マンガン鉱床や亜鉛鉱床の酸化帯,含亜鉛熱水鉱脈中に産する。名称はオランダ王Willem1世(1772~1843)にちなむ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む