世界の観光地名がわかる事典 の解説 ケーブアンドベイスンこくていしせき【ケーブアンドベイスン国定史跡】 カナダのアルバータ州の観光都市バンフにある、カナダの国立公園制度発祥の地。未開の山岳地帯だったこの町は、1883年、鉄道ルートを探るために山を歩いていた3人のカナディアンパシフィック鉄道員によって発見された。3人は所有権を主張して、洞窟の上に掘建て小屋のようなホテルを建てたが、しばしば争いが起こったので、政府はバンフを保護区にした。これにより、1887年、バンフはカナダで初の国立公園となった。公園の歴史を知ることができるビデオや地理に関する展示がある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報