ゲオルギークナーゼ(英語表記)Georgii Fridrikhovich Kunadze

現代外国人名録2016 「ゲオルギークナーゼ」の解説

ゲオルギー クナーゼ
Georgii Fridrikhovich Kunadze

職業・肩書
日本研究家,外交官 元駐韓ロシア大使,元ロシア外務次官

国籍
ロシア

生年月日
1948年12月21日

出生地
ソ連ロシア共和国モスクワ(ロシア)

学歴
モスクワ大学東洋語学部日本史専攻〔1971年〕卒

学位
歴史学博士〔1976年〕

経歴
グルジア(現・ジョージア)人。1971〜83年ソ連科学アカデミー東洋学研究所日本部研究員を経て、’83〜86年在日大使館に一等書記官として勤務。帰国後、科学アカデミーの世界経済国際関係研究所(IMEMO)に入り、’90年日本韓国政治部長。ソ連が北方領土領有の根拠にしているヤルタ秘密合意の破棄を主張、“歯舞・色丹二島返還、残る二島の日ソ共同占有”を提案するなど、対日柔軟派の代表的論客。’91年1月ソ連軍のリトアニアへの武力行使に抗議して共産党脱退。5月対日政策を重視するロシア共和国の外務次官に就任。8月の保守派クーデターの際には、発生と同時に同共和国最高会議ビルに立てこもり、エリツィン大統領の“知恵袋”となった。同年10月、日ソ領土小委員会のソ連代表となる。’93年12月駐韓国大使に転出。のちロシア世界経済国際関係研究所首席研究員。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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