転出(読み)テンシュツ

デジタル大辞泉の解説

てん‐しゅつ【転出】

[名](スル)
今までの居住地を出て他の土地に移ること。「他県へ転出する」「転出届」⇔転入
他の職場へ移ること。「子会社へ転出する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

てんしゅつ【転出】

( 名 ) スル
他の土地に移るために、その土地を去ること。 ⇔ 転入 「県外へ-する」
他の職場へ転任すること。 「福岡支社へ-する」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

こけ‐い・ず ‥いづ【転出】

〘自ダ下二〙 ころげ出る。ころび出る。
※随筆・孔雀楼筆記(1768)二「風呂敷づつみをひらけば、さも大なる芋魁(いもがしら)十六七、ぐらぐらとこけ出づ」

ころがり‐だ・す【転出】

〘自サ五(四)〙
① ころがってある場所に出てくる。ころがりでる。ころげだす。
※落語・鰍沢雪の酒宴(1889)〈四代目三遊亭円生〉「スーッと凍りが離れて戸が開いた。機会(とたん)に客人は雪の中へ転(コロ)がり出して」
② ころがり始める。ころげだす。
※落語・鰍沢雪の酒宴(1889)〈四代目三遊亭円生〉「『〈略〉乃公ァ死んでも死に度無(たくね)エ』と慾張って居ます。囲炉裡の側(ふち)でコロコロ転輾(コロガ)り出しましたので」

てん‐しゅつ【転出】

〘名〙
① その居住地を出て、他の地方に移り住むこと。
※薄明(1946)〈太宰治〉「田舎のはうに転出しようかとも考へてゐるのですが」
② 他の職場へ転任して行くこと。
※スタンダールの小説主張(1943)〈大井広介〉「チヴィタ・ヴェッキアに転出しなければならなかった」

まろび‐い・ず ‥いづ【転出】

〘自ダ下二〙 =まろびでる(転出)
今昔(1120頃か)二「押し開きて見れば、端厳美麗なる男子、丸び出たり」

まろび‐・でる【転出】

〘自ダ下一〙 ころがり出る。ころげ出る。また、ころがるようにして出る。まろびいず。
※銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前「円くあいた唇のおくからぴやぴやした声がまろびでる」

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