普及版 字通 「ゲツ」の読み・字形・画数・意味
18画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(げつ)。〔説文〕十二上「門梱(もんこん)なり」とあり、〔爾雅、釈宮〕に「(けつ)、之れをと謂ふ」とあって、門の扉を中央でとめる木をいう。いわゆる門限である。と厥(けつ)とはその声が近く、語義も類していて、門をという。
[訓義]
1. 門の中央のたて木。左右の扉がここでとまる。
2. 門中に二を立てて、二の間を中門とすることがある。両旁の木を(ちよう)という。
3. 字はまた・に作る。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 トジキミ
[熟語]
内▶
[下接語]
・門
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報