ゲリュオン(その他表記)Geryōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲリュオン」の意味・わかりやすい解説

ゲリュオン
Geryōn

ゲリュオネウスともいう。ギリシア神話に登場する三つ頭の巨人。ゴルゴのメドゥサがペルセウスに首を切られたとき,その傷口より出生したクリュサオルが,オケアノスの娘カリロエと交わってもうけた子で,腰から上が3つに分れていた。世界の西のはての海上に浮ぶエリュテイア島に住み,牛の大群を所有し,それをエウリュティオンという名の牛飼いと猛犬オルトロスに番をさせていたが,ヘラクレスによって退治され,牛も奪われたという。

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世界大百科事典(旧版)内のゲリュオンの言及

【ヘラクレス】より

…アマゾンの国を訪れたヘラクレスに女王は帯を与えることを承諾したが,ヘラの陰謀で戦いがもちあがり,彼は女王を殺して帯を奪った。(10)ゲリュオンGēryōnの飼牛の生捕り。ゲリュオンは手足が6本ずつ,首が三つある怪物で,はるかな西方の地にすんでいた。…

※「ゲリュオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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