化学辞典 第2版 「ゲンチアニン」の解説
ゲンチアニン
ゲンチアニン
gentianine
C10H9NO2(175.18).リンドウ科Gentiana kirilowiあるいはDipsacus azureusの根より得られるモノテルペンアルカロイド.ピリジン核を含む.融点79~80 ℃.λmax 220 nm(log ε 4.38).この種の化合物ではもっとも広く分布し,抗炎症作用,筋弛緩作用,降圧作用がある.[CAS 439-89-4]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報