コイフナ(読み)こいふな

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コイフナ」の意味・わかりやすい解説

コイフナ
こいふな / 鯉鮒

淡水魚コイフナ雑種に対する呼び名。この雑種は、両者の共存地域では天然に産するし、人工受精をさせると比較的容易に得られる。全形だけでなく、ひげ、側線鱗(そくせんりん)数、咽頭(いんとう)歯列数、脳下垂体の組織像など多くの点で両者の中間性を示すので、天然雑種でも容易に判別できる。とくに、ひげは1対だけであるか、左側に1~2本、右側に0~1本のいずれかである場合がほとんどである。雑種の雄はほとんどすべてが不妊であるが、まれに妊性を示すものがあり、雑種第五代までの作出に成功した実験例もある。

[水野信彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む