普及版 字通 「コウ・おびだま・たま」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] おびだま・たま
[説文解字]
[字形] 形声
声符は行(こう)。〔説文〕一上に「佩上の玉なり」とあり、佩玉の最も上にある横長の玉。その両端より、左右対称の形で両系の玉を綴る。ゆえに行に従う。金文に「朱」「」のように、(黄)という。佩玉の全形はそのの形に似ている。字はまた衡を用いる。
[訓義]
1. おびだま、佩玉、たま。
2. 冠のひも、冠をとめるひも。
[語系]
・衡・桁heangは同声。はまたhuangともいう。ともに(横)hoangの声義を含み、一系の語である。
[熟語]
衡▶・組▶・佩▶・黻▶
[下接語]
・采・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報