普及版 字通 「コウ・くさぎる」の読み・字形・画数・意味
17画
(異体字)
10画
[字訓] くさぎる
[説文解字]
[字形] 会意
艸(そう)+女+辱(じよく)。辱は辰(蜃)を持つ形。古くは蜃器(しんき)を草を刈るのに用いた。〔説文〕一下に「田艸を披(ひら)くなり。(しん)に從ひ、好の省聲」(段注本)とするが、その籀文の字形によって説くものであろう。また、或る体としての字を録し、休声。〔説苑、政理〕に「田畝穢(くわうあい)にして休(くさぎ)らず」とある休は、字の義。古く休と声の近い字であったのであろう。
[訓義]
1. くさぎる。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 波良不(きはらふ) 〔名義抄〕 ハラフ
[熟語]
耘▶・具▶・鋤▶・草▶・田▶・刀▶
[下接語]
耘・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報