コカルボキシラーゼ(その他表記)cocarboxylase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コカルボキシラーゼ」の意味・わかりやすい解説

コカルボキシラーゼ
cocarboxylase

チアミンピロリン酸 (ビタミン B1 のピロリン酸誘導体) 。アルコール発酵の際のピルビン酸の脱炭酸反応を触媒するα-カルボキシラーゼ補酵素であるところからこの名があるが,ほかTCA回路入口の反応,すなわちピルビン酸の酸化的脱炭酸反応や TCA回路の中間に位置するα-ケトグルタル酸の酸化的脱炭酸反応などでも補酵素として役立っている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「コカルボキシラーゼ」の解説

コカルボキシラーゼ

 →チアミン二リン酸

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android