化学辞典 第2版 「コクラウリン」の解説
コクラウリン
コクラウリン
coclaurine
C17H19NO3(285.34).ツヅラフジ科イソヤマアオキCocculus laurifoliusの葉,および樹皮に含まれるイソキノリンアルカロイド.融点221 ℃.+47°(エタノール).熱アルコール,熱アセトンに可溶,ベンゼン,石油エーテルに不溶.もっとも基本的なベンジルイソキノリン型アルカロイドで,この2分子が種々な形でエーテル結合したアルカロイド(ビスベンジルイソキノリン型)をビスコクラウリン型とよぶ.[CAS 486-39-5]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報