カリヌス(その他表記)Carinus, Marcus Aurelius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カリヌス」の意味・わかりやすい解説

カリヌス
Carinus, Marcus Aurelius

[生]?
[没]285. マルグス川
ローマ皇帝 (在位 283~285) 。 282年カエサルの称号を帯びて父帝カルスの命によりライン軍隊に派遣された。翌年夏,父の死によって東部の皇帝となり,西部の皇帝には弟のヌメリアヌスがなった。しかしやがてヌメリアヌスの跡を継いだディオクレチアヌスと交戦中,部下の軍隊に暗殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む