コスタブラバ(その他表記)Costa Brava

デジタル大辞泉 「コスタブラバ」の意味・読み・例文・類語

コスタ‐ブラバ(Costa Brava)

スペイン北東部、カタルーニャ州の地中海に沿う海岸線。野生海岸を意味する。バルセロナの北東の町ブラネスから、フランス国境までをさす。トッサ‐デ‐マル、リョレト‐デ‐マル、カダケスをはじめ、海浜保養地が多い。バルセロナ以南、タラゴナ付近まではコスタドラダとよばれる。コスタブラーバ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コスタブラバ」の意味・わかりやすい解説

コスタブラバ
Costa Brava

スペイン北東部,カタルニャ州,ヘロナ県ブラネスからフランス国境のポールブーにいたる約 120kmの海岸。暖かい海をもち,ピレネー山脈に近く,夏でも涼しい壮大な海岸で,第2次世界大戦後,観光地として発展した。付近はスペイン最大の農業地帯で,コルク,ワインを産する。ポールブーおよびブラネスには,バルセロナから鉄道が通じ,道路でフランスと結ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android