こせ瘡(読み)こせがさ

精選版 日本国語大辞典 「こせ瘡」の意味・読み・例文・類語

こせ‐がさ【こせ瘡】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚病一種湿疹(しっしん)、痒疹(ようしん)などをいう。雁瘡(がんがさ)。こせ。
    1. [初出の実例]「月の夜比ははやる銭湯(せんたう)〈友仙〉 こせ瘡(ガサ)も昼は人目を耻らひて〈正章〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android