コダイカナル(読み)こだいかなる(英語表記)Kodaikanal

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コダイカナル」の意味・わかりやすい解説

コダイカナル
こだいかなる
Kodaikanal

インド南部、タミル・ナド州南西部の町。ケララ州境に近い、パルニ山地の頂上の標高2505メートルに位置する。人口3万2931(2001)。北緯10度10分にあり、雨量が1664ミリメートルと多く、うっそうとしたチーク林が広がり、トラヤギュウなど動物相も豊富である。1899年に太陽観測所が設けられて有名になり、避暑地でもある。北方にコッカライ滝がある。

[成瀬敏郎]

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