ことごとく書を信ずれば、書無きに如かず(読み)ことごとくしょをしんずれば、しょなきにしかず

故事成語を知る辞典 の解説

ことごとく書を信ずれば、書無きに如かず

書物を読むときには、批判的な視点も必要である、ということ。

[由来] 「孟子尽心・下」に出て来る、孟子のことばから。孟子は、当時、絶対的な古典として信奉されていた「書経」の記述について、「ことごとく書を信ずれば、すなわち書無きにかず(無批判にすべてを信じ込むようならば、書物など読まないほうがよい)」と述べて、自分はいくつかの信じるべき記述しか信じていない、と宣言しています。

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